まだ未定

好きなことをすきなように、自分の言葉で書いてみようと思って始めました。はじめまして。

フラワーカンパニーズ20151219

行ってまいりました。久々の日本武道館
フラワーカンパニーズというバンドを観に。


フラワーカンパニーズを初めて知ったのは、たまたま見た深夜に大宮エリーさんが司会をつとめていた音楽番組の特集で。


失礼ながら全然知らなかったバンドだった。
でも、その日見た特集見てファンになった。
名曲と呼ばれる深夜高速を初めて聴き
一気に引き込まれた。


武道館ライブをやると聞いて早い段階でチケットを確保した。
でも、Twitterをチェックしていると12月に突入してもずっとチケット発売中のアナウンスは止まなかった。
フラワーカンパニーズは同じバンドマン達からすごく愛されている。若手からベテランまで多くの仲間たちが武道館ライブを応援していた。

当日がいよいよ近づいてきた時についにチケットが売り切れたり、席が増やされたり
ライブへの勢いが加速してきた。

正直席が埋まるとは思っていなかった。
それは、事前に発売された

「消えぞこない」

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を読んだ人なら、フラカンが武道館を埋めるのはなかなか厳しいというのが簡単に予想できると思う。

当日、16時半に最寄駅に着き武道館へ急いだ。
長蛇の列を作っていたトイレを済ませて
いざ、2階の席へ。

その時点で7割くらいは埋まっていたけど、
やや空席が目立っていた印象。


チケットか売り切れても席が埋まらないのは他のアーティストのライブでもよくある話。


ここまで来たら埋めたいなぁと思って開演を1人で待っていたら、、
17時開演時刻になった時には本当にほぼ全部の席が埋め尽くされていて圧巻の光景だった。


やや遅れてライブが始まった。
いよいよだ!とドキドキした。


私の位置からはステージがよく見え
2階ながらもとても近くに見えた。
ちょうど私の席の前の列までは関係者らしき人で埋め尽くされていて座ったまま大人しく見ている方だけだったが
私の列からはみんな席から立ち上がって盛り上がっていた。


私はそこまでフラカンに詳しいわけでもないし、ファン歴も浅いし、にわかファン扱いされても仕方ない。でも、フラカンの曲を聴くと辛くても生き続けなければ!と思うし、続けるって簡単なようで難しいけど大事なことなんだと励まされる。


フラカンの歌詞は青くさい言葉が沢山あるけど、それを彼らが歌うのがいいと思っている。
売れない時代が続いても諦めずに今日までバンドを続けてきた彼ら。
たぶん、陰で笑っていた人も沢山いると思う。
嫌な思いも沢山してきたと思う。
それでも続けてきた人が歌うから、説得力もあると私は思う。

元少年の歌
深夜高速
東京タワー
この胸の中だけ

などなど
好きな言葉がたくさん詰まった音楽をたくさん聴いてパワーをもらえた。

たまに漠然と将来がみえなくて不安になって
死にたくはないけど、このまま生きるのもなんだかなと思ってしまう瞬間が30代になってからたびたびある。

でも

生きててよかった

とストレートに歌う深夜高速を聴いたりすると、そういうこと思っちゃダメなんだなと反省する。


また、そういう感情に襲われることもあると思うけど、その時はまたフラカンの曲聴いておけば改心するはずだと思う。


武道館のステージにたったオッサン(←愛を込めて)たちは、シンプルにめちゃめちゃかっこよかった。
20代や30代のアーティストには表現できないステージだったと思う。


最高のライブを終えて、1人電車で帰宅途中
急に吐き気に襲われて(お酒は飲んでいません)
途中の駅で休み休みして帰った。
フラカンのライブタオルに汚いものを吐いて汚してしまうかと思ったが、吐くことはなく済んでなんとか帰宅。


なんか、いい歳こいて情けないなぁと
切なく終わった夜でした。

なんだったんだろ、あの吐き気。



なかなかの長文になってしまった。
簡潔にもっと上手い文章でまとめられたらなー